VAPORESSO LUXE XR MAX 2 をじっくり使い込んでみた
BandVape スタッフの吉田です。
アメリカに3年、イギリスに半年、中国に1年、タイに半年と、滞在先のどこでも VAPE が手元にある生活を送ってきました。
今は年間数百本以上を実際にテストする立場で、毎日いろんなデバイスを吸い比べています。
VAPORESSO は常に新しいものを生み出してきたブランドで、この LUXE XR MAX 2 でもまた、コンパクトで多用途な実力をしっかり示してきました。
口吸い、絞った肺吸い、しっかりした肺吸いの間を橋渡しする設計で、幅広い好みに応えてくれる一台です。
3200mAh の大容量バッテリー、5 mL の容量、そして見やすい画面。
人気の LUXE X シリーズの最新作として、前作の良さを受け継ぎつつ磨きをかけています。
デザインから味まで、ひとつずつ確かめました。
メーカーの宣伝ではなく、自分の手で試した結果だけを書きます。
基本スペック
まずは数値から整理します。
- バッテリー: 3200 mAh
- 出力範囲: 5 〜 80 W
- 充電: DC 5V/2A、Type-C
- 画面: 0.96 インチ TFT + RGB ライト
- モード: Pulse / ECO / Smart
- エアフロー: 調整可能
- ポッド容量: 5 mL
- 抵抗値: 0.2Ω / 0.8Ω
- 対応ポッド: Luxe X ポッド、GTX コイル対応の Luxe XR 空ポッド
- サイズ: 108 × 32.1 × 26.4 mm
同梱は、本体に DTL ポッド(5 mL、装着済み)と MTL ポッド、GTX 0.2Ω・0.8Ω のデュアルメッシュコイル、Type-C ケーブル、各種カードです。
高めの抵抗値の口吸いポッドと、低めの肺吸いポッドの両方が付くので、同じ本体で吸い方を切り替えられます。
デザインと作り
手に取ってまず感じたのは、コンパクトでバランスのよさでした。
高さ 108 mm、奥行き 26 mm の手のひらサイズで、現代的な佇まいが手になじみます。
小ぶりながら作りはしっかりしていて、金属ボディに巧みに配したプラスチックパネルが見栄えを引き立てています。
前面は透明で内部構造と LED が覗け、背面はカーボン調や木目調のテクスチャー。
機能と見た目を両立した、上質な一台でした。
見どころのひとつが、大きめのエアフロースライダーです。
多くのポッド機より大きく、締まった口吸いから開放的な肺吸いまで調整しやすい。
発火ボタンは画面のすぐ上に配置され、底面のバッテリー室にはシリコンのパッドとロックスライダーが備わります。
カラーは8色展開で、控えめなものから目を引くものまで揃っていました。
ポッドとコイル
2種類のポッドが付き、それぞれ吸い方に合わせて作られています。
口吸いポッドは高めの抵抗値(0.6Ω、0.8Ω、1.2Ω)向け、肺吸いポッドは低めの抵抗値(0.15Ω、0.2Ω、0.3Ω、0.4Ω)向け。
同じ本体で口吸いと肺吸いを切り替えられるのは、ポッド機では珍しい便利さでした。
各ポッドには対応コイルが入り、しかもコイルだけ交換できます。
味が落ちたらポッドごと替える機種が多い中、これは気が利いていました。
漏れ対策の設計でコイルがポッド底にしっかり収まり、密閉性が高く漏れにくい。
5 mL の容量も、1日たっぷり吸える余裕があります。
ポッドは幅広で薄い「ダックビル」型で、口吸いにも肺吸いにも合います。
先に向けて細くなり、口にしっくりなじむ形でした。
ボトムフィルで補充も手間なく、こぼれにくいのも好印象です。
画面とモード
印象的だったのが、明るく見やすいカラー画面です。
残量、ワット数、抵抗値、さらに充電完了までの目安時間まで表示してくれます。
おかげで操作が直感的で、当てずっぽうが減りました。
Smart モードはコイルに合わせて最適なワット数を自動で選んでくれます。
設定に不慣れな方にも安心の機能です。
慣れた方向けには Pulse モードや Eco モードもあり、より細かく好みを追い込めます。
3200 mAh のバッテリーは、このクラスでは大きな容量で、口吸い中心なら2〜3日持つこともありました。
高出力の肺吸いを多用するともう少し早く減りますが、それでも十分な持ちです。
吸い心地と味わい
このデバイスの真価は、その多用途さにあります。
ひとつの本体で口吸いと肺吸いをここまでなめらかに行き来できるのは、なかなかありません。
両方を試し、どちらの出来にも感心しました。
肺吸いでは、肺吸いポッドに 0.2Ω コイルを入れ、Pulse モードの 55W 前後で。
味はリッチで満足度が高く、蒸気量も十分でした。
過剰に開放的すぎず、心地よい肺吸い。
唯一、高出力だとマウスピースが早めに温かくなったので、50 〜 55W が私の落としどころでした。
口吸いに切り替え、0.8Ω コイルで試すと、また違った表情に。
50/50 の高濃度で、エアフローを絞ると締まった口吸いになります。
味はやはり見事で、しっかりとした喉へのキック感も満足できました。
少し開ければ絞った肺吸い寄りになり、私はこちらも好みでした。
COREX 2.0 のデュアルメッシュコイルは味と蒸気が良く、適度な使用ならよく持ちます。
0.2Ω は出力が高いぶん 0.8Ω より消耗が早めでしたが、これは想定どおりです。
電池持ちと充電
3200 mAh は、使い方次第で1日以上しっかり持つ電源でした。
軽めの使用や口吸い中心なら3日ほど伸びることも。
高出力の肺吸いを多用すると、もう少し早く減ります。
充電も十分速く、2A の急速充電で空から満充電まで 55 〜 65 分ほど。
画面に充電完了までの目安が出るので、予定も立てやすい。
XROS 5 のような 3A 充電ならさらに良かったとは思いますが、この速さでも実用上は申し分ありませんでした。
どんな人に向いているか
使ってみて、向き不向きははっきりしました。
【向いている方】
ひとつの本体で口吸いと肺吸いを使い分けたい方。
大容量バッテリーで充電の頻度を抑えたい方。
コイルだけ交換して長く使いたい方。
見やすい画面で設定を把握したい方。
【向いていない方】
口吸い専用、あるいは肺吸い専用に特化した一台が欲しい方。
本格的な肺吸い一本に絞るなら、より専用的な選択肢が合うこともあります。
とにかく小型軽量を最優先する方。
ここは把握したうえで選びたいところです。
惜しいと感じた点
良いところが多い一方で、正直に書いておきたい不満点もあります。
まず、高出力の肺吸いではマウスピースが早めに温かくなること。
50 〜 55W あたりに抑えると快適でした。
次に、肺吸い用の 0.2Ω コイルは出力が高いぶん消耗が早めなこと。
これは仕組み上やむを得ない部分です。
充電も、3A 対応ならなお良かったところでした。
ここは把握したうえで選びたいところです。
当店 BandVape のおすすめ
ここで少しだけ、当店の取り扱い製品にも触れておきます。
LUXE XR MAX 2 で口吸いと肺吸いを使い分けつつ、外出時にさっと使える手軽な一本も欲しい、という方には、当店で扱う Lana Pen Plus 9K ライチもよく合います。
みずみずしいライチの上品な甘さがあり、サブの一本として気軽に楽しめるのが魅力です。
当店(BandVape)では、こうした使い勝手の良い製品を、実際に試したうえで厳選して取り揃えています。
気になった方は、下の紹介ものぞいてみてください。
総評
VAPORESSO LUXE XR MAX 2 は、幅広い好みに応えてくれるバランスのよい一台でした。
多用途な設計、力強いバッテリー、質のよいコイル、使いやすい画面。
VAPE が初めての方にも、経験者にも、安心しておすすめできます。
口吸い専用や肺吸い専用に振り切った一台を求める方には別の選択肢もあるでしょう。
それでも、口吸いと肺吸いをなめらかに行き来できる万能機としては、見事な完成度でした。
気軽に楽しみたい方にも、吸い方を切り替えたい方にも、時間を割く価値のある一台です。
機能が充実し、扱いやすく、上質な手触りも備えています。
VAPE の好みや最適な選択肢は人それぞれです。
当店(BandVape)では数百本の VAPE を試した結果、セレクトされた製品を取り揃えていますので、ぜひ当店のラインナップもチェックしてみてください。
